あまジン★ガクモンの神様

おもしろ勉強マンガ

第1部 マンガ

第73回 押し戻されても再アップ! の巻【マンガ第一部 終了】

これであまジン・マンガの第一部はおしまいです。 第一部の最終回は、勉強が苦手でクラスでも「笑い者」ポジションだったまりもちゃんが、見えない圧力に押されてくじけたところを、あえてもうひとがんばりすることで、次のステージに抜け出すことができたと…

第72回 安定を求める の巻(その2)

子どもは学校で、家にいるときとは違う役割を演じています。 たとえば、 家では中心的な存在なのが、学校では目立たないおとなしい子。 家では頼りなくて甘えん坊なのに、学校ではみんなを引っ張るリーダー格。 家ではわがままでだらしないのに、学校ではま…

第71回 安定を求める の巻(その1)

お話はさらに機微に深く触れる内容になっていきます。 慢性的に成績がよくない子が一大決心をしてがんばった結果、成績が飛躍しました。 これでやっと抜け出せた!新しい自分になれた! ・・・と思うのはまだ早いようです。 まるで形状記憶のシャツのように…

第70回 プチ優越感!? の巻

今日は勉強苦手な子どもについて、少し機微に触れるお話です。 小学・中学・高校と成績が平均付近もしくはそれ以上でずっと来た人にとっては想像もつかない世界かもしれません。 しかし、勉強が苦手な子にとって、学校授業はどんな風に見えているものかとい…

第69回 明日のこともわからない? の巻

ふだん何気なく通っている学校。 実はそこでほぼ毎日毎時時間、新しいことを習っています。 楽しい時も悲しい時も、つらい時も平和な時も、お腹が減ってる時も満腹のときも、こちらのテンションおかまいなしに、まるでベルトコンベアーで流れてくるように次…

第68回 塾の費用と同じ!? の巻

(前回のお話のつづき) 大学入試の問題文の文字数が増える傾向です。 入試は内容の理解だけでなく「短時間で大量の文字を処理する能力を問う」といわんばかりのものになっています。 たとえば、従来のセンター試験と2021年スタートの「共通テスト」を比較し…

第67回 最近ふと思う… の巻

「思考力を問う」が最近のトレンド。 たとえば、今年改訂された中学1年生の数学の教科書。 単元の導入1ページ目は、ぱっと見でこんな感じです。 ◆2021年改訂 啓林館 中1数学の教科書「方程式」の導入1ページ目 うっ、文字おおい・・・ これが導入?? 前…

第66回 理解せずに解く の巻(その2)

長方形の面積、といえば意味もわからず「たて×よこ」とだけ覚えている人、けっこういるものです。 もちろんそれで十分で何の不自由もないのですが、なぜ「たて×よこ」になるのかという理屈を理解していると、とても便利です。 なぜなら、長方形の面積の求め…

第65回 理解せずに解く の巻(その1)

数年前からブームが続く公立中高一貫校の中学入試、昨年スタートの大学入試共通テスト、そして今年から新しくなった改訂中学の教科書、というように、 「原理・原則、理屈を十分に理解してから解法へ」が最近の主流です。 これは「原理を知らずとも丸暗記と…

第64回 理解はとばして、ただ真似る! の巻

理屈は知らなくていい、という意味ではありません。 まずやってみる!理屈はあとで!という、順序のお話です。 実はこれで解決することが本当にたくさんあるのです。 だから、もし理屈がわからなくてもあまり深刻に考えず、とりあえずお手本を真似ること、そ…

第63回 能力は生まれつき? の巻

背が高い・背が低い、体が大きい・小さい、足が速い・遅い、力が強い・弱い、手先が器用・不器用、歌がうまい・音痴・・・などなど 人は生まれつき、容姿も能力も違います。そして、『勉強』についてもやはり能力の高い・低いは存在します。 では、『勉強』…

第62回 平均以下でも授業がわかる!? の巻

先取り学習で学校の授業がわかりやすくなる。先に一度やっていて授業が二度目なわけですから、こうやって客観的に見てみると当たり前のようですね。 しかし子どもの目線から見たものは少し違います。 急にぱっと、教室が明るくなったように見えます。呼吸が…

第61回 15分で終わり!? の巻

能福さんは、新しい単元の解法パターンを毎回1つだけ取り上げ、解き方のお手本を目の前で見せながら、同時にまりもちゃんに真似してもらう、というやり方で進めていきます。 まりもちゃんは、能福さんのお手本を見てなぞり書き(=真似)したあと、同パター…

第60回 まりもの先生、決定 の巻

このあとまりもちゃんは能福さんに算数を教えてもらいながらあまジンの指揮のもと、先取り学習を進めていくことになります。 はたしてあまジンが言うように、うまくいくのでしょうか。いやいや、そんな簡単にうまくいくはずが…。 一見、勉強と関係がないよう…

第59回 能福さん登場 の巻(その2)

北野天満宮『福部社(ふくべしゃ)』。能福さんの祠です。 さりげなく目立つことなく…という感じです。 実際、「能福さん」のお名前をペンネームにさせていただこうと思ったものの、よくよく考えると神様のお名前を自分が名乗るみたいな感じになってしまうの…

第58回 能福さん登場 の巻(その1)

ブログやツイッターをするときに自分のニックネームを考えなくてはいけないのですがまったく思いつかず。 しかたないので北野天満宮の摂社末社でいい感じの神様がいらっしゃったらお名前を拝借しようと・・・勝手にそんなことを考えました。 北野天満宮の本…

第57回 現実逃避のブリッジ の巻

まりもちゃんの算数担当の神様が決まらない。追い詰められたあまジンがとった行動は、苦し紛れの・・・。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

第56回 モォ、誰でもいい! の巻

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第55回 あまジンの神脈(じんみゃく) の巻

「6・3・3の12年の学校カリキュラム」という固定観念を外したとき、少し違った景色が見えてきます。 ここに活路を見出したあまジンは、まりもちゃんを使って壮大な(?)実験をしようとしているのかもしれません。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押…

第54回 あまジン監督? の巻

学問の神様は、勉強そのものを教えてくれるわけではなく、また脳の機能を向上させてくれるわけでもないようです。 その人にぴったり合った勉強方法が身につけられる、勉強が好きになる、試験に出題される個所を自然にピンポイントで勉強してしまう…などをサ…

第53回 豆大福で説明しよう の巻

あとに行けば行くほどバカデカくなる高校数学。今回はこれを・・・豆大福でたとえてみました(むりやり・・・)。 小・中学生は毎日学校や塾で新しいことを習います。そして最終的にそれが高校でどのように変化していくかはその時点で、まだ知りません。 、…

第52回 常識にとらわれるな! の巻

よく中高校生から「過去問で何割できたら○○大学(○○高校)に合格できますか?」と質問されます。 これが検定試験なら一定の基準がありそれを超えれば「合格」なので、合格ラインをほぼ正確にいうことができます。 しかし入試は検定試験と違います。 入試は始…

第51回 ジュースでたとえる? の巻

勉強のキャパがない子には、小さなキャパでもやれる方法があります。 これを誰が見てもわかりやすいようにマンガではジュースの量で例えてみたのですが、実は物理的な時間・勉強の分量だけの話ではありません。 ここには勉強するのに一番大切な子どもの「や…

第50回 基礎だけしかやらない!? の巻

勉強が苦手な子が得意な子に追いつこうとすれば、勉強量でカバーする以外は方法はなさそうです。 しかし、勉強が苦手な子の特徴には、容量が小さい、ということがあります。 つまり、長く机に座っていられない・集中できない・時間がもたないということです…

第49回 態度しだいの神様 の巻

数学に膨大な時間がかかるのだから、中3で高校数学に入って先行しておけば大学入試での戦いは有利になる、ということで、進学校の中高一貫校では中3で高校数学に入ることが一般的です。(厳密にいうと、中1からも少しずつ体系的に高校数学の内容に触れていき…

第48回 算数に絞れ! の巻

習得するのに必要な勉強時間を考えたとき、最も時間を使うのは数学でしょう。 特に高校数学は中学数学と比べると天と地ほど差があると考えて間違いありません。(特に高校数学ⅡBやⅢともなると、同じ数学とは思えないかもしれません。) 数学が他の科目と大き…

第47回 引き換え条件!? の巻

中学受験する子たちは基本的に勉強が得意で成績優秀な子たちが多い。 それもそのはず、ただでさえ能力の高い人たちが、ほかのみんなが遊んでいる間にも塾、休みの日はお弁当まで持って一日中受験勉強に取り組み、家族総出でがんばっているのですから。 ただ…

第46回 中学受験!? の巻(その2)

中学受験については、ご存じのかたにとってはごく当たり前の世界なのですが、ご存じないかたにとっては非常にわかりにくい世界かもしれませんので、大ざっぱに解説を。 中学受験には大きく分けで3つのパターンが。 ① 私立進学校型 『中学受験』という言葉が…

第45回 中学受験!? の巻(その1)

つづく 中学受験は、保護者のかたの知識が「ある」と「なし」で二分されます。 高校受験なら、だいたいのかたがある程度イメージはつきます。 大学受験は自身の経験にかかわらず入試方式が複雑すぎて、「わけがわからない」のが普通だと思います。 しかし、…

第44回 夢は看護師 の巻

2000年代からじわじわ始まった「理系女子(=リケジョ)」ブーム。 今ではすっかり大学のキャンパスで「リケジョ」は普通の光景になりました。 資格が取れる・転職しやすい・結婚出産後も職場復帰しやすい・高待遇・一生働ける…などなど、多少しんどい受験勉…