あまジン★ガクモンの神様

おもしろ勉強マンガ

第2部 マンガ

第94回 太宰府、新鮮! の巻

期待に胸ふくらませて(?)到着した大宰府は、道真さんの思っていたものとは全然違っていた! しかし、そこで道真さんの「超ポジティブ思考」が発動・・・! 道真公に与えられた屋敷は床に穴、雨漏りのボロ屋でした。 「大宰権帥(だざいのごんのそち)」とい…

第93回 太宰府の人気者!? の巻

大宰府に到着した道真さん一行。 待ち受ける大勢)の野次馬たちに道真さんがとった行動とは・・・! 大宰府に到着した道真公たちを待ち受けていたのは、都から左遷されてやってきた元・右大臣を一目見ようと集まったすごい数の野次馬たちでした。 道真公はそ…

第92回 エンジョイ!太宰府ライフ の巻

左遷されちゃったけど・・・道真さんは能天気!ワクワク、ドキドキ!とことん楽しめ!大宰府ライフ! 道真公の太宰府左遷。 このあと残されたお話は「太宰府生活」と「怨霊伝説」しかありません。しかし… 「楽しさ」ゼロなんですよね。1ミリも面白い話が、…

第91回 時平さんの改革 の巻

時平さんの改革は大成功。でもそれはもともと道真さんが考えたアイディアだったのに時平さんの手柄ってことに。道真さんだって自分ががんばったことはみんなに評価されたかった・・・!? 道真公は自分の仕事の評価を非常に気にする人でした。これは勤め人と…

第90回 東風吹かば・・・の巻

いよいよ太宰府へ出発する道真さん。家族との永遠の別れ。しかし・・・道真さんのテンションはちょっとした旅行気分?強がっているだけなのかな? ■道真公追放は藤原時平が主犯? 道真公と藤原時平はバチバチの険悪な仲ではなく、時平の背後に時平を操るワル…

第89回 時平さんと道真さん の巻(その3)

太宰府へ出発する前日に道真公が時平を訪れた…これは完全にマンガのフィクションです。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。

第88回 時平さんと道真さん の巻(その2)

歴史物語『大鏡(おおかがみ)』の有名なお話をマンガにしました。 冷酷非情のイメージが強い藤原時平にもこんなおちゃめな一面が。道真公との息の合ったコンビぶりもうかがえるエピソードですね。 (マンガは少しだけニュアンスを変えています。原作では、カ…

第87回 時平さんと道真さん の巻(その1)

この時代には珍しい能力主義を採用した宇多天皇は、「仕事のできる」道真公と時平だけを過剰に取り立てます。このことで年輩の納言たちは大激怒、全員出仕ボイコットの騒動に!(実話)。 これは道真公だけではなく二人に対する嫌がらせで、時平も仕事に忙殺さ…

第86回 左遷はさせん! の巻

道真公に左遷命令が出たときの状況は記録が残ってないのでよくわかりませんが、過去の同じパターンから、おそらく不意打ちの発表だったと想像できます。 実際、左遷命令のわずか3週間ほど前に、「従二位(じゅにい)」という、貴族・超トップクラスの官位に昇…

第85回 道真公追放計画 の巻

道真公の改革は成功の気配がムンムン漂っていました。 道真公は学者・政治家以外に、おじいちゃんの代からやっている私塾も経営していて、ここから100人をこえる卒業生が官僚として宮廷内で活躍していました。 道真公は宮廷内で徒党を組んだり派閥を作ったり…

第84回 左右の新米大臣 の巻

ここでいよいよ宿敵・藤原時平(ときひら)の登場です。 すこーしだけ、意地悪そうな顔にしてみました。しかし服装が・・・黄色。 黄色い悪役・・・? 悪そうにみえませんよね。 道真公に関する本ををいろいろ読んでみると、今のところ「時平=極悪」でほぼ統…

第83回 じゃ、左大臣は? の巻

■右大臣の就任命令、3回も断る! 実際の道真公は右大臣の就任命令を、なんと3度も断っています。 この時代の慣習として昇進命令は2度まで辞退し3度目で受けていました(奥ゆかしい~京都っぽい~)。 しかし道真公は掟破りの「3度辞退」しています。 おそ…

第82回 道真公の大改革! の巻

■税が払えない人はいったいどうなるの? 他府県に逃げる・山にこもる・貴族の私有地で雇われる・浮浪者になる・強盗になる…のいずれかがほとんどでした。こうして税を払う人がどんどん減り、税収が落ち、国のおサイフが…大がピンチに! そこで道真公がとった…

第81回 白紙に戻そう、遣唐使 の巻

■遣唐使の廃止は改革の一歩! 道真公は、遣隋使から数えて300年ほど続いた遣唐使を廃止しましたが、ハッキリした根拠がありました。 ひとつは、すでに唐の国力が衰え切っていたこと。 道真公は遣唐使廃止の1年前、唐の留学僧からの手紙で唐国内の情報を得て…

第80回 天神様、泣いちゃった!?の巻

■道真公の讃岐赴任は左遷? 道真公の讃岐赴任は、「アンチ道真派が仕組んだ左遷」という説もありますが事実は不明です(基経さんはこの人事に関与していなかったようです)。実際、地方の国司で優秀な成績を上げた人はのちに官僚として出世街道を進むことが多…

第79回 天神さまは政治家!の巻

道真公は、230年にわずか65人しか合格者が出なかったといわれる超難関試験の官僚試験に合格します(!) そして最終的には学者としての最高峰の文章博士(もんじょうはかせ)にまでのぼりつめます(文章博士は道真公の祖父・父も経験した地位で、菅原家の悲願でも…

第78回 なぜ「天神」に!?の巻

道真公のお父さん・おじいさんはともに学者で私塾を経営し、たくさんの門下生をかかえていました。 ともに学者としてトップクラスで、文章大臣(もんじょうだいじん)と呼ばれる、当時の国立大学の学長に任じられていたほどでした。 そんな教育一家に生まれ…

第77回 うらめしや~のスーラスラ!?の巻

「天神」「学問の神」「怨霊」。 この3つは確かに結びつきませんね。 道真公が「怨霊」と化し、そしてそれが「天神」に昇華し、さらに「学問の神」として日本でおよそ1万2千社、日本で3番目に多い神社といわれるほど人々に支持を集めるようになったのは…

第76回 オンリョーってなに!?の巻

菅原道真公は「日本三大怨霊」の一人と言われています(あと2人は平将門・崇徳天皇)。 しかし興味深いのは、「恨みをもって亡くなった人を神様として祀る」という日本の慣習です。 北野天満宮にいくと、道真公とは直接つながりがないけれども、冤罪(えんざ…

第75回 トイレの神様?!の巻

なんで学問の神様なのに「天神」・・・? 菅原道真公を歴史で習うまでは本当によくわかりませんでした。 実は「天神」と呼ばれる神様には大きく分けて3タイプあります。 1つ目は古事記にも記述がある「天津神(あまつかみ)」。 2つ目は「火雷神」、いわ…

第74回 番外編・のーふくさんと天神さん

・・・というわけで予定外でしたが、あまジン第二部は天神様のお話が中心になります。 ★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。