子どもたちから大人にぶつけられる定番中の定番の質問。
「なぜ勉強をしないといけないの?」
ここでどういう回答をするか。その大人のセンスが問わていたりします。(こっわ~)
私は塾をやっているので今までに100万回くらいこの質問を受けています。
塾をやっているくらいなんだから、子どもたちをうならせるような回答をズバッと叩きつけていました・・・と言いたいところですが。。それはもう、情けないものでした。
過去に私がやらかしていた回答を恥ずかしげもなく披露してみると・・・
「教養をつけるためだよ」
「君のかくれた才能を見るけるためだよ」
「いい学校に進学していい仕事に就いてお金を稼ぐためだよ」
「子どもの仕事は勉強をすること!」
「大人になったらわかるときがくる。今はわからなくていいよ」
エトセトラエトセトラ・・・・。
実際はこんな直接的な言い方ではなかったけれど、大筋こんな内容。
苦し紛れというか、上っ面というか、その場しのぎというか…。 改めて文字に起こしてみると、恥ずかしすぎる(書かなきゃよかったかも)。
それぞれに一理はあるものの子供が期待している回答にはほど遠く、これでは単なる「空気の読めない奴」。
子どもがこれを聞いて「ああ、そうか!なるほど!それじゃ勉強しよう!」となるわけがない。
言葉の表面だけをなぞり、質問している人の感情を考慮しなければ、こんなトンチンカンなことになってしまうというよい例です(ぜひ参考にしてくださいね!)。
この質問をするとき、おそらく99%の子どもの気持ちは、
「勉強めんどくちー!なんで勉強なんてやらないといけないの!やりたくないよ!」
(多少の誤差あり)。
では、勉強にうんざりした子どもが「勉強って何のためにするの?(=勉強めんどくちー!)」と訴えてきたとき、大人はどう対峙すればいいのでしょう・・・(うーむ、誰かおしえてください~!)。
(つづく)
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