・・・つづく
※摂社・末社(せっしゃ・まっしゃ)
神社で祀られている一番えらい神様とは別に、境内(またはその付近)にお祀りされている小さな祠(ほこら)のこと。
この摂社・末社をはしからはしまでずーーーっとお参りしていくと興味深いのは、その多くが「もと・人間」なんですね。
そこであらためて思うのが
「人間って神様になれるのか~!」ということ。
たしかに、天満宮の菅原道真公のほか、有名どころでは日光東照宮(徳川家康)や豊国廟(豊臣秀吉)、神田明神(平将門)などなど、歴史上の有名人を死後に神様として祀っている神社はたくさんあります。
しかし、北野天満宮の摂社末社に書かれている人名を見てみると、菅公の親族や家来だけでなく、菅公が生前会ったことがない人、直接関係ない人たちまで神様として祀られています。
偉業をなしとげたわけでもなく、有名人でもない、ごくごく普通の一般人が神様として祠に祀られることがあるというのは、おそらく日本独特の慣習かもしれません。
(またこれについてもどこかで書いてみたいと思います。)
…ちなみに、このマンガに出てくる「ミスKさん」は特にモデルにした人物もなく、完全に私の中の創作です(天満宮にも祠はありません)。
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