習得するのに必要な勉強時間を考えたとき、最も時間を使うのは数学でしょう。
特に高校数学は中学数学と比べると天と地ほど差があると考えて間違いありません。(特に高校数学ⅡBやⅢともなると、同じ数学とは思えないかもしれません。)
数学が他の科目と大きく違うのは、習得に時間がかかるだけでなく、習得したあともしつこく反復が必要なこと。
英語や国語などの科目と違い、ある単元を3か月も放っておくと全く解けなくなっていることもよくあります。
花が咲いた後も常に肥料をやり水をやり続けないとすぐに枯れてしまう、手間のかかる科目なのです。
大学入試で失敗するのはまさにここで、数学が手ごわいからと数学に時間を突っ込んでなんとか形にできたはいいものの、そこで膨大な時間を消費してしまっているので、古文や漢文、地歴公や理科など、より短い時間で高得点が狙える科目に注ぐ時間が奪われ、結果的に中途半端に終わってしまうことです。
数学にどう対応するか。これがキーになるのです。
小学・中学・高校という区切りがあるので、高校生になったら「高校数学」と部分的に捉えてしまいがちなのですが、この巨大な科目は6・3・3の12年で捉え、全体をいい感じに配分していければより楽な勝負ができる可能性があります。
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