(前回のお話のつづき)
大学入試の問題文の文字数が増える傾向です。
入試は内容の理解だけでなく「短時間で大量の文字を処理する能力を問う」といわんばかりのものになっています。
たとえば、従来のセンター試験と2021年スタートの「共通テスト」を比較してみると・・・
【一例】従来のセンター試験の数学ⅠA 『2次関数』の出題
直接的な感じです。ごくフツーな。
共通テストでは『2次関数」の出題はこんな感じに。
(1ページ目)
(2ページ目)
(3ページ目)
(4ページ目)
ながっ・・・ながいです。
陸上競技の短距離走で、ストライドとピッチの関係を分析し、最速タイムを調べるという手の込んだ問題です。
1ページ目はもっぱら導入だけにさかれ、設問は登場しません。
2ページ目にようやく設問が。
2次関数を理解していても、時間内に大量の文字を処理できない人は試験に失敗する可能性が高くなります。
逆に、大量の文字をものともせず処理できる人にとっては、非常に有利です。
文字の高速処理トレーニングについては、またいずれマンガでも触れたいと思います。
小学生のうちにどう勉強するかがカギです。
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