菅原道真公は「日本三大怨霊」の一人と言われています(あと2人は平将門・崇徳天皇)。
しかし興味深いのは、「恨みをもって亡くなった人を神様として祀る」という日本の慣習です。
北野天満宮にいくと、道真公とは直接つながりがないけれども、冤罪(えんざい)で命を落とした人を合祀している祠もあります。
そういった有名人ならまだしも、京都の町なかを歩くと身分の低い無名の人物でも神として祀っている神社もみかけます。
金運の神社だー!と思って参拝したものの、よくよく由緒を調べると、元は怨恨を鎮めるために創建された神社であることも多々あります(年数がたちすぎて由緒がわからなくなっていることも)。
怒りを鎮めるために祀るところまではわかるのですが、「神様」としてしまうところが現代の感覚ではなんとも不思議ですね。
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