北野天満宮には「天神地祇」のほかもう1柱、目立たないところに「大ボス」がおられます。
本殿へ向かう参道にある目立たない祠ですが、「さりげなくこんなところにあるけど、これってよく考えるとものすごい神様ちゃうん?!」と、ちょっとビビります。
御祭神が菅原道真公となっているためあくまで摂社というポジションですが、どこかほかの神社で御祭神になっていてもおかしくない、神様のランクでいうと「ボス」クラスといえそうです。
「天満宮の影の黒幕(?)その2」が、こちら。
「火雷神」 そう、まさに「雷の神様」です。
火雷神(いわゆる雷神)も「天神地祇」と同様に、北野天満宮が造営される前からこの地で祀られていました。
菅公は没後、怨霊として雷神と同一視され人々から恐れられます。そこからのちに「天神様」として昇華しますが、「天神」という名前の由来は雷神との習合によるものみたいです。
火雷神の祠の真向いに、私がペンネームをパク…いや、いただいた能福さんの祠もあります。
★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。