この時代には珍しい能力主義を採用した宇多天皇は、「仕事のできる」道真公と時平だけを過剰に取り立てます。このことで年輩の納言たちは大激怒、全員出仕ボイコットの騒動に!(実話)。
これは道真公だけではなく二人に対する嫌がらせで、時平も仕事に忙殺されました。
結局この騒動は天皇自らの説得で収まりましたが長期間、ふたりは結束して全員分の業務にあたることになりました。
次回のマンガでは、「極悪・冷酷非情の人」というレッテルを貼られた藤原時平の意外な一面と、ふたりの関係性が垣間見えるエピソードを描いてみたいと思います。
お楽しみに~
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