時平さんの改革は大成功。でもそれはもともと道真さんが考えたアイディアだったのに時平さんの手柄ってことに。道真さんだって自分ががんばったことはみんなに評価されたかった・・・!?
道真公は自分の仕事の評価を非常に気にする人でした。これは勤め人としては当然のこと。でも、道真公は歴史上の人物でも神格化されすぎていて「他人をの目を気にせず自分の信念をつらぬく」的なキャラだと思われがちです。しかし実際は、上からの評価をわりとくよくよと?気にすることがあったようです。
時平の改革は大成功をおさめ、これが平安時代の全盛期につながっていきます。時平が所属した藤原北家からは、のちに平安時代最高といっていい権力者・藤原道長が登場することになります。
また、道真公の案で遣唐使が廃止されたことにより実質独立を果たした日本で、独自の「国風文化」が花開いていくことになります。
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