左遷されちゃったけど・・・道真さんは能天気!ワクワク、ドキドキ!とことん楽しめ!大宰府ライフ!
道真公の太宰府左遷。 このあと残されたお話は「太宰府生活」と「怨霊伝説」しかありません。しかし…
「楽しさ」ゼロなんですよね。1ミリも面白い話が、ない。先行き希望ゼロの貧しい生活。そのあと「怨霊」で人が次々死ぬ、そんなお話ですから。。。このタイプのマンガでは、もうこれ以上描くの、無理・・・!
私は、4コマならアイディアが無限に出てくる人なのですが(画力はさておき!)、ここからは1コマも描けなくなってしまいました。
10日ほど、まったく1コマも描けない日が続きます。こんなこと今までなかったのに…。困ったときは…神様マンガを描いているのだから、やっぱ、神頼み!? いよいよギブアップ寸前。第90回の「東風吹かば…」で道真公の話は強制終了…?
ある日、たまたま立ち寄った天満宮系の小さな神社。
苦し紛れに「アイディア浮かばないから助けて~!」とわけのわからんお願いをしてみました。いや、もう、ダメ元です。すると・・・
10日もうなされるほど考えて1コマも浮かばなかったアイディア。神社にお願いして2、3時間後、突然、頭の中にあふれ出すようにマンガのコマが次々と映像で流れてきます。あわてて手帳にメモメモ…夜中3時くらいまでそれが続きます。
「大宰府と怨霊の話は、思いっきり面白く、ムチャクチャに描け。史実からそれなければ、楽しくオモシロいもの、ありえないもの、ナンデモアリ。」
「でも、絶対に悲しいものだけは描くな。人が殺されて死ぬ話は絶対ダメ。」
「事実はとっくの昔に終わったこと。悲しいものは今、何も残っていないのだから」
いきなりこんな思考が。(わかりやすくセリフ調で書いていますが実際は言葉ではない一瞬の感覚です。)
…ということで壮絶・悲惨きわまりない道真公の大宰府ライフ&怨霊伝説は、大筋の史実・伝説をほぼそのままに、「ザ・マンガ」でこのあとお送りしたいと思います。
お楽しみに!
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