都では道真さんの悪口が・・・。悲しむ能福さんに道真さんがとった謎のリアクション・・・!
都で出された詔書に、道真公を「クジラ」にたとえた一文がありました。
クジラというとまず頭にパッと浮かぶのは、リアルのクジラよりもマンガイラストのかわいいクジラかもしれませんね。しかし平安時代の人にとってクジラはそんなかわいいイメージではありませんでした。
当時を想像してみると…
船から海原に見えるのは、船より巨大な鯨。でも姿全体は見えることはありません。いったいどんな生き物なのか…
すると、ブシュー!とすごい音がしてすさまじい勢いで潮を吹き上げます。何かに怒り狂っているのか… 船上の人々にとっては不気味でもあり、恐ろしい存在だったと想像できます。
そんなクジラは「極悪人」の比喩として使われました。
大量の小魚(=人々)を飲み込み、また船(=世の中)をひっくり返す恐怖の存在として。
しかし詔書にはクジラよりももっと衝撃的な内容が書かれていました…。
次回、さらにひどい状況にも負けずおちゃらけてみたいと思います。
お楽しみに!
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