復讐劇のトップバッターは…道真さんの弟子で裏切者・藤原菅根(すがね)さん!
恐怖の怨霊伝説、始まり始まり~!?
怨霊伝説スタートは道真公の弟子・藤原菅根(ふじわらのすがね)。
官僚として同世代にくらべて出世が遅れていることを心配した道真公は、天皇に進言して官位を上げてもらったほど、目をかけていました。 みんな課長になってるのにひとり係長…みたいな感じ? 道真公、やさし~
しかし…そんな菅根も、道真公左遷のときは時平サイドにまわります。
天皇に対し道真公左遷の奏上をしたり、マンガのように宇多法皇に通せんぼしたり…
その後も才能を買われて時平に取り立てられ、蔵人頭(現代でいう首相秘書官かな?)という最側近の地位にまで上り詰めます。
怨霊伝説の最初は、正確にいうと藤原定国という人物で、菅根は2番目でした。
(藤原定国も菅根といっしょに天皇に左遷の奏上をした)
ただ、当時ふたりの死があった頃はまだ「道真公の怨霊」とまでは世間で意識されていませんでした。
さて、次の復讐劇のターゲットは・・・。
道真さん左遷グループのひとり、道真さんから右大臣の席を奪った源光(みなもとのひかる)という人物。 今度こそカミナリちゃんの雷バーンッ!!?
・・・お楽しみに!
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