あまジン★ガクモンの神様

おもしろ勉強マンガ

第105回 源光に仕返し! の巻

次のターゲットは、道真さんを追放して右大臣の座を奪った悪いやつ!

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源光はある日 鷹狩に出かけ、誤って乗っていた馬ごと泥沼にはまり、そのまま遺体があがってこなかったそうです。

 

怨霊伝説では突然の雷雨に右往左往して泥沼に落ち…となっていて、このあたりから天神様の祟りの噂がささやかれるようになったようです。

 

だからマンガでは泥ダンゴなのか・・・

 

源光(みなもとのひかる)という名前は源氏物語の「光源氏」みたいでややこしいですが、宇多天皇の叔父で、道真公と同じ年齢。 時平が常に一歩先に出世、あとを追うように道真公と源光が同じペースで出世していきました。

 

ところが醍醐帝になって時平・道真公のツートップ体制になると・・・

 

源光は出世レースから脱落します。

このときの源光の心境はいかほどだったでしょう。身分制の強い時代に、中級貴族にすぎない道真公に皇族の自分が抜かれたわけです。

会社なら、役員が課長に抜かれたような。部活なら、3年生が1年にレギュラーをとられたような…感覚かな。


道真公への左遷命令文なのに、わざわざ「次は源光を右大臣に」とあり、きな臭さを感じさせます。

 

道真公包囲網は、道真公の改革によって利権を失う貴族たちのほか、いろんな人間の嫉妬が渦巻いていて、とてもじゃないけど一般に知られる「時平との対立」のような単純なものではなかったようです。


さて、次回のマンガ、いよいよ復讐も大詰め。道真さんを追放した総大将・時平さんに復讐! 元「コンビ」だっただけに、時平さんの弱点を知り尽くす道真さん。奇襲攻撃にさすがの時平さんも・・・?! 

 

そして・・・ようやくカミナリちゃんの出番が!?

 

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