道真さん! 神様になったんだから、もうその頭の輪っか、いらないよね! その瞬間、あーやさんが宙を舞う・・・!
北野天満宮にはあーやさん、もとい多治比文子さんの祠もあります。文子さんも神様として祀られているんですね。
本殿から西側(左)へ出たところ、神明社の隣にあります。
「文子社」の表示がないので一見、文子さんの祠かどうかはわかりにくいです。
京都駅から徒歩15分くらいのところに「文子天満宮」という小さな神社があります。
道真公のお告げを受けて文子さんが自宅の庭に祠を建てた、北野天満宮の前身といわれています(ただし当時の文子さんの自宅の場所ではありません)。
文子さんのかわいらしい像もあります。
ちょっと気づきにくいけど、本殿の裏が何やら・・・ポイントみたい。
ちなみに、文子さんを「道真公の乳母」とする説もあるのですが、これはおそらく間違い。
乳母なら少なくとも道真公より15歳は年上と考えると、道真公が亡くなった59歳、その時74歳になる。 文子さんにお告げが降りたとされるのは道真公の死から39年後。文子さん113歳ってことに! そこから自宅の庭に5年祀ってるわけだから・・・何歳??
北野天満宮 境内の一番奥にひっそりと「文子天満宮」という一角があります。
こちらは文子さん「を」祀った祠ではなく、文子さん「が」道真公を祀った祠。
北野天満宮の境内の中で、霊感ゼロの私にですらこの空間だけは別種の「気」が漂っているのがわかります。 興味深いエリアなのでまた別の機会にも触れたいと思います。
さて次回のマンガ・・・
神社に祀られた道真さん。 でも神社をつくった目的は道真さんの怒りを鎮めるため。
じゃあ道真さんはこわいこわい怨霊から、どうやって「学問の神様」に変身できたんだろう?次回のマンガでその謎が解き明かされる!!
明日もお楽しみに~!
★↓見ていただけたら2つポチリ!と押していただけると励みになります。