つづく
中学受験は、保護者のかたの知識が「ある」と「なし」で二分されます。
高校受験なら、だいたいのかたがある程度イメージはつきます。
大学受験は自身の経験にかかわらず入試方式が複雑すぎて、「わけがわからない」のが普通だと思います。
しかし、中学受験となると…自身が経験があるか、もしくは事前に調べて知識を持っていないと、なかなかあの特殊な世界がピンとくることはありません。
知識がないと「中学の受験でしょ。なんだかんだ言っても小学生の勉強レベルだからがんばればなんとかなりませんか。」となってしまいます。
塾をやっていると、公立小学校の6年生ぐらいの保護者のかたから「そろそろ受験を考えようかと思うのですが。」という問い合わせが、わりとよく入ります。
聞いてみると「●●中学に行きたいのですが。」と、そこそこの難関中学の名前をしれっと出されます(特に近年は、公立中高一貫校の名前が頻繁に出ます。)
中学受験の特殊さについてご説明し、さらにピンときていただくために実際の入試問題をお見せすることが多いです。
たいていはそこで驚いてキッパリあきらめるかたが多いです。
6年生でやっと中学受験を考え始めた時点ですでに遅かったのです。
※ただし、入試レベルが公立小学校の学習内容の延長線上という私立中学も多くあり、6年生スタートで対応できるケースも決して珍しいわけではありません。
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