恋歌を書いたことがないちょっぴりシャイな道真さん。こっそり書いた生涯ただ一度の恋歌は誰の・・・?
妻・宣来子(のぶきこ)は、道真公の学問の師匠・島田忠臣(しまだのただおみ)の娘でした。島田忠臣は、道真公の父・是善(これよし)の弟子。つまり父は、優秀な弟子に息子の指導を依頼し、それがきっかけとなってふたりは知り合ったようでした。
以来、忠臣と道真公は師匠と弟子であり、また義父と義理の息子。ふたりの絆は強く、道真公が腹を割って話せる数少ない人物のひとりでした。道真公はたくさんの歌をこの義父に贈っています。
島田忠臣と宣来子は、天満宮では神様として祀られています。
さて次回は、都を思って歌った有名なあの歌をマンガにしてみたいと思います。
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