あまジン★ガクモンの神様

おもしろ勉強マンガ

第21回 勉強ってなんのためにするの? の巻(その2)

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「勉強ってなんのためにやるの?」

 

子ども定番の質問。

 

これ、実は、勉強をやらなくてはいけない理由を本当に知りたいわけではなくって、知ったからといってその理由いかんで勉強がやめられるとも思っていない。

 

じゃあ、なぜそんな無駄な質問をしてくるのか?

  

まあ、簡単に一言でいうと「勉強めんどくちー!」という心の叫び、ただそれだけだったりすることがとても多いです。

  

そんなとき、昔の私のようにバカ正直で真っ当な理屈で回答をしてみたところでなんの効果もないばかりか、あきれた顔されて「つまらん答えをするやつ!」の烙印をおされてしまうのがオチ(ひえ~)。 

まだ大脳新皮質の発達し切っていない子どもに理屈で攻めるのは負け戦なのです。

  

そもそも「勉強って何のためにするのか」なんて人によって違うし、理屈で答えてみたところでそれはその人の理屈でしかなく質問者にも通じるとは限らないんですね(早くそのことに気づいてれば~!)。

 

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第20回 勉強ってなんのためにするの? の巻(その1)

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  子どもたちから大人にぶつけられる定番中の定番の質問。

 

「なぜ勉強をしないといけないの?」

 

ここでどういう回答をするか。その大人のセンスが問わていたりします。(こっわ~)

  

私は塾をやっているので今までに100万回くらいこの質問を受けています。

 

塾をやっているくらいなんだから、子どもたちをうならせるような回答をズバッと叩きつけていました・・・と言いたいところですが。。それはもう、情けないものでした。

  

過去に私がやらかしていた回答を恥ずかしげもなく披露してみると・・・


教養をつけるためだよ」

 

「君のかくれた才能を見るけるためだよ」

 

いい学校に進学していい仕事に就いてお金を稼ぐためだよ」

 

子どもの仕事は勉強をすること!」

 

「大人になったらわかるときがくる。今はわからなくていいよ」


エトセトラエトセトラ・・・・。

 

実際はこんな直接的な言い方ではなかったけれど、大筋こんな内容。 

 

苦し紛れというか、上っ面というか、その場しのぎというか…。 改めて文字に起こしてみると、恥ずかしすぎる(書かなきゃよかったかも)。


それぞれに一理はあるものの子供が期待している回答にはほど遠く、これでは単なる「空気の読めない奴」。 

 

子どもがこれを聞いて「ああ、そうか!なるほど!それじゃ勉強しよう!」となるわけがない。 


言葉の表面だけをなぞり、質問している人の感情を考慮しなければ、こんなトンチンカンなことになってしまうというよい例です(ぜひ参考にしてくださいね!)。

 

この質問をするとき、おそらく99%の子どもの気持ちは、

「勉強めんどくちー!なんで勉強なんてやらないといけないの!やりたくないよ!」

(多少の誤差あり)。

 
では、勉強にうんざりした子どもが「勉強って何のためにするの?(=勉強めんどくちー!)」と訴えてきたとき、大人はどう対峙すればいいのでしょう・・・(うーむ、誰かおしえてください~!)。 

  

 (つづく)

 

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第19回 100点わっしょい! の巻

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 「子どもはほめて育てる」ってよく聞きます。

 

でも、ほめることが上手ではない人にとって、子どもをほめるって意外に難しいんですよね。

 

大人である自分にとっては「当たり前なこと」を、目の前の子どもができたからといって、こっちも疲れてる時もあるし、忙しい時もあるし、イチイチそんな仰々しくほめることなんてできないよー。

  

「ほめるって・・・こんな感じでいいのかな。」

「さっきの、しらじらしくないかな。」

「これってほめすぎ?」

「どれくらいほめたらいいんだ?」

  

子どもによっては、ほめられるのが大好きで何度も大げさにほめて欲しい子もいれば、直接的なほめられ方されると喜びを感じない子もいる。(私は後者だった~ひねくれ者!)

  

そこで・・・子どもをほめるのが苦手な人のために、えらそーに私がコツを伝授してみたいと思います!(私もほめるのけっこう苦手なほうなので!塾やってるくせに!ヘヘ)

  

コツは・・・ほめる子どもに対して、目を合わせない、声を張らない。

 

そっぽを向いたままポツンと、蚊の鳴くような、かろうじて聞こえる程度の小声で、ほめる。一言だけでOK。

 

これなら、どうです。ほめることが苦手なあたなでも、できるでしょう!

  

でも、これ、すっごい効果バツグン・・・かどうかは、実際にやってみて、ご自身で確認してくださいませ。

 

派手な変化はないかもしれませんが、気づけば子どもが勝手に机に向かい進んで勉強している、そんな不可思議な光景がたびたび目撃できる日がくるかもしれません。

  

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第18回 天才…なんてステキな響き の巻

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「天才」ってよく考えたらすごい言葉なんだけど、子どもたちってカル~くこの言葉を使っちゃうのが、とってもかわいいですよね。

 

テストでいつもいい点数をとる子のことを「あいつ天才~」みたいに。

  

じゃあ、言われた側って、どんな気分?

  

これが・・・実はいい感じでプチ・プレッシャーになってたりする。

  

本当の天才だとそんなことないんだろうけど、たまたまフツーの子がいい点数を連続してとってしまったりして「天才」扱いされちゃうと・・・

  

そう、やめられなくなるんです。

  

子どもたちの世界って、それぞれがそれぞれのポジションを演じているところがある。

やんちゃな子はやんちゃな子を、やさしい子はやさしい子を、おとなしい子はおとなしい子を。(あれ?考えてみたら大人の社会もそうだぞ!)

  

一度みんなから「天才」のレッテルを貼られてしまうとやめられなくなる。勉強せざるをえなくなる。なぜならそれがその子にとっての「安定」だから。

  

・・・これ、うまくやれば落ちこぼれを「天才」に変えられそうだ!

 

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第17回 100点を狙え! の巻

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 勉強って、分散して1回1回を小さくしてあげれば、できないものもできるようになりますよ、というお話です。

 

このやり方はいろんな意味で本当に強力で、具体的な実例をいくつか、小学生版だけでなく大学受験版でもご紹介してみたいなあ、と思っています。(いつになることやら!)

  

そしてもうひとつ、今回のお話のポイント。

  

どんな方法でもいいから、小さな結果でいいから、無理やりでもいいから、まずは1回だけ成功して既成事実を作りあげてしまいます

 

うまくいったら、そのやり方を何度か繰り返します。

 

この小さな既成事実が積み重なると、自信になり、当たり前になり、習慣になり、気がついたら勉強得意な子になっていたりするんです。

(でもこのやり方って、途中から本人も気づかない感じでごく自然に優等生になっちゃうんで、ありがたみがない~)

 

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第16回 50問テストの朝 の巻

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机に向かわなくても勉強する方法はある、というお話。

  

以前、こんな生徒さん(中3)がいました。

 

明日のテストは社会、つまり暗記モノ。

テスト前日までまったく勉強しておらず、塾での自習時間に1時間ほどテキストを見ながら一心不乱に紙切れに書きなぐって帰りました。

  

結果は・・・84点。

  

予想以上のいい点数だったので、あのあと家でどれくらい勉強したのか聞いてみると、意外にも家ではまったく勉強しなかったといいます。

 

その子の性格からすると、前日までまったく勉強していなかったのは事実。そして家でもまったくやらなかったという言葉にウソはなさそうです。

  

ではどうやったのか。

  

塾で書きなぐった紙切れを持って、徒歩で家に帰る途中、何度も勉強した内容を思い出しながら帰ったそうです。

 

そして思い出せなかったらそのつどチラチラと紙切れを見て、ひたすら思い出しながら家まで歩いたそうです。

  

この勉強方法にはなるほど!と思わせる要素がいくつもありますが、また別の機会に詳しく解説をしてみたいと思います。

 

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第15回 学校をぶっ壊す! の巻

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 学校なくなってほしい→でもなくなったら困る→でも学校はなしにしてほしい→でもなくなったら困る→でも授業はいやだ→でも授業ないと困る→でも学校はいやだ→でもないと困る→でも学校マジいや→でもなくなったらどうする→でも学校行きたくない→でも・・・

 

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第14回 困ったときの神頼み!? の巻(その2)

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ワイロで願い事引き受けてくれる神様がいたら絶対信仰する!!!

 

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第13回 困ったときの神頼み!? の巻(その1)

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  「もしも・・・学校が火事になったら明日、休みになるかな?

 

私は小学生・中学生の頃、机の上に積み上げられたまっさらの宿題を前にしながら、そんなあるわけもない想像をよくめぐらせていたものでした。

(いらんこと考えてないでさっさと宿題やれ~!)

 

でもこれって・・・「あるある」ですよね?(あれ?そうでもない??)

 

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第12回 修行のテーマ の巻

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神社の御祭神(一番えらい神様)の下で働く眷属(けんぞく)さんって、いつまでもボスの下で働いているだけで満足なのか・・・

自分もいつかどこか別の神社を持って、ボスのように御祭神になりたいって考えているんじゃないだろうか・・・。

 

ふとそんな不謹慎なことを想像して描いてみました。

※眷属(けんぞく)=神様のもとで働く子分のような存在。神様のお使い。

 

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第11回 あまジン VS パパ の巻

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 パパはちょっぴりクールで切れ者。 神様であるあまジンの一枚上手(うわて)をいきます。

 
・・・と。

 

し、し、しまった!  2コマ目から食卓のご飯を描き忘れた!

 


 

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第10回 初めての豆大福 の巻

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  豆大福といえば関西人なら京都の超人気店「ふたばの豆餅」を思い出すかもしれません。 

京阪電車出町柳駅から徒歩スグでアクセスがよいことや、京都の人気観光スポット下鴨(しもがも)神社に近いこともあって、ふだんお店には行列ができていて並ばないと買えないほどの人気です。


行列に並びながらいつも不思議に思うのは

「なんでわざわざ並んでまで豆大福を食べたい人がこんなにたくさんいるんだろう…」


列で並んでいる自分がそんなこと思うのもおかしな話ですが、それにしても本当に不思議。

 
・・・でも、食べるとわかる。 たしかに、う、うまい!

 

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第9回 天神様の帰り道 の巻

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今回は天満宮グルメです。

京都・北野天満宮 一の鳥居を出てすぐのところにある、おススメのお店をご紹介してみたいと思います。

 

一軒目は、一の鳥居を出て横断歩道を渡ってすぐ。『澤屋(さわや)』

tabelog.com

 

特に和菓子好きでない人でも、いや和菓子好きでない人にこそ食べてもらいたいと思うくらいの絶品のこしあんです。

 

つきたてのとろけるようなお餅とあんこの絡みがポイントなので、できればお持ち帰りよりも店内でいただくのがおススメ。 

 

2軒目は、一の鳥居を出て左手すぐ

 Castella do Paulo(カステラ ド パウロ )』
castelladopaulo.com

 

本場ポルトガルの半熟カステラ! これはもう・・・やべえ。。

 

澤屋さんの粟餅は店内でいただき、ポルトガルカステラはお持ち帰り、これでもうカンペキ。

 

天満宮にまったく興味がない人でも、この2軒に立ち寄るだけでも十分価値ありのお店です。

 

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第8回 豆餅よりマシ!? の巻

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京都では、豆大福の超有名店『出町ふたば』の影響もあってか、豆大福のことを「豆餅(まめもち)」と呼ぶことが多いようです。

 

私も学生時代から「出町ふたばの豆餅」はよく知っていたので、豆大福のことを「豆餅」っていうんだとずっと思っていました。

 

でも「豆餅」というのはアンコが入る前のやつを指すんですね。

 

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一般的にこんな感じで黒豆が入った切り餅を「豆餅」と呼ぶ。

 

 

今回マンガを描いたときも最初はずっと「豆餅」と書いてしまっていて、あとで「豆大福」という言葉に書き換えたのですが、この回だけ「豆餅」という言葉が残ったままになってしまいました。

 

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第7回 豆大福の神様!? の巻

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 私は和菓子派なのですが、『豆大福』って饅頭系の中でもけっこうマイナーな存在だと思っていました。 

おはぎ・草餅・桜餅・柏餅(かしわもち)・みたらし団子・最中(もなか)・どら焼き・ういろう・栗まんじゅう・酒粕(さけかす)饅頭・ようかん・きんつば・甘納豆(あまなっとう)・たい焼き・今川焼… 


メジャーどころだけでもまだまだあります。

 

こうやって並べてみると豆大福の存在って、ベスト10はおろかベスト20にも入りそうにありません。 マンガの中で『豆大福に似ている神様』っていっても、どれだけの人にピンときてもらえるかは謎でした。

 


マンガを描いた後コンビニの和菓子コーナーを覗いてみると、意外にも豆大福の姿が。

コンビニといえば販売データに基づいて売れ筋を中心に並べているはずですから、一定のファンはいるということなのでしょうね。


でも、あんまり「豆大福が好き~」って言ってる人、聞いたことがないんだけどなあ。。

 

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